春は始まり NY禅寺体験
2018年 05月 04日
春ですね
今年のNYは
3月に入って寒波が続き
暦の上では春なのに
ずーっとずーっと寒かった
それでも季節は巡って
4月半ばにやっと気温があがり
街中の花が
いっせいに咲きはじめました
今か今かと
待ち焦がれていたんだよね
きっと
いつもより花の勢いを感じるのは
気のせいだろうか?
楽しんでいたら
最高気温30℃
5月にはいったら
急に夏日です
春を楽しめる期間が
短くない???
春
今年は
「春の訪れ」を
心から嬉しく感じた
4月上旬
噂には聞いていた
NY郊外にあるとは思えない
立派な建物
環境も素晴らしい
ここで1週間
初・接心
朝4時半開静(かいじょ/起床)
夜10時半 開沈(かいちん/就寝)
1日の大半を
座禅
読経
ただ ただ
自分と向き合う時間を
非日常的空間で過ごせたことは
貴重でした
接心の最後に
気がついたこと
過去を振り返るたびに
浮かんでくる思い
「後悔」
あの時にもっと
頑張っていれば
自分の気持ちに正直だったら
勇気があれば
etc.
etc.
etc.
私の人生は違っていたのかも....
いつの頃からか
後ろ向きな思考回路が
私の中で幅をきかせていた
手放した
今だからわかる
それは
とても
重かった
あんなに重い思いを
一生懸命
引きずって生きていた
人は不思議な生き物で
一度慣れてしまうと
それがネガティブに作用していても
簡単には手放さない
習慣を変えるのは
手がかかるし
ネガティブな思考にも
利用価値がある
例えば
「言い訳」として
意識にアプローチして
心を軽くするためのサポートをする
ヒプノティスト(私)
紺屋の白袴状態でした
(一応 過去形にしておきます )
今をしっかり生きないと
これからの人生も
後悔を重ねることになる
↓
そんな人生を続けたいの!?
↓
もう今までのことは
御破算にしよう!
と
「気づき」から「手放し」の
プロセスをしたつもりでいた
接心では
「独参」
という時間がある
老師(アメリカ人の女性)と二人で話す時間
最終日に
「許し」について聞いてみた
「許すことは難しい」
「特に自分を許すことは」
「自分を許すことができれば
他人を許すことなど
さほど難しくない」
と
老師の言葉で
「自分自身を許していない」
ということに気がついた
「後悔する」「自分が許せない」
↓
「自分を責める」
↓
「自分を認めない」
↓
「そんな自分に自信がもてない」「自分を好きになりきれない」
そこで
「どうやって自分を許すのか?」
と再度聞いてみると
老師は
ホ・オポノポノの
4つの言葉を口にした
「ありがとう。 Thank you.」
「ごめんなさい。 I'm sorry.」
「許してください。 Please forgive me.」
「愛しています。 I love you」
禅堂に戻り
昨日までの自分から
0才の自分まで
それぞれにこの言葉を伝えて
インナーチャイルドワークをした
ホ・オポノポノ的には
インナーチャイルド=潜在意識
ヒプノ的には
インナーチャイルド=感情
感情は潜在意識に蓄積されるので
同じような考え方なのかも。。。
今までちょっと抵抗のあった
「ごめんなさい」と「許してください」
という言葉も
その必要性を今回は感じた
私は私なりに
その時その時を生きてきた
好ましい結果が
得られても
得られなくても
まわりに
認められても
認められなくても
後悔しても
しなくても
そこで判断をするのも
それを分析して
意味付けするのも
全て自分自身がしていること
わかっているつもりで
わかっていなかった
その時その時に
その選択をする意味があったことを
禅寺では
ある一定時間座禅を組むと
経行(きんひん/歩行瞑想)をおこなう
最後の2日は天気が良く
経行の途中
濡れ縁を歩いた
屋根の雪が溶け
ポタポタと落ちる水滴の音
雪の間から顔を出す緑の生命力
目の端に感じた紫色
クロッカスが咲いていた
春の日差しが
本当に
本当に
気持ちよかった
最初の5日間は雪がよく降り
とくに朝晩は冷え込み
座禅を組むときは
薄いダウンを中に着ないと
寒さで身体が固まった
最終日
身体も心も軽くなり
春の訪れを
心の底から喜ぶ自分がいた
この時期の接心に
参加出来たおかげで
冬の厳しさと
春の喜びがを
体験出来ました
2年前から接心を勧めてくれて
今回7度目の接心を体験した
若き友人に心から感謝
誘ってくれてありがとう
♢♢ お知らせ ♢♢
6月は東京で
ヒプノティスト養成クラスを行います
少人数で
今回はヒプノ的に自分を見つめる時間を増やします
ご興味のある方は
ぜひお問い合わせください
最後まで読んでくださり
ありがとうございます
今後ともよろしくお願いいたします
by tabisera
| 2018-05-04 07:41
| 意識について