十月に入ってから、ペルーに来ました・・・と言っても、もう月末ですから、かれこれ3週間すごしております。
最初の1週間は、北部ペルーでインカ文明以前の遺跡巡り。
まずペルーで3番目に大きな街、トルヒーヨ(Trujillo)に到着。ここではツアーを利用して、最初にモチェ文化(紀元前後〜700年)の「太陽のワカ、月のワカ」を訪問。
ワカ(Huaca)というのは、聖なる場所を表す言葉だそうです。
ここペルー北部の遺跡は、アドーべと呼ばれる日干しレンガが使われています。長年住んでいたニューメキシコ州サンタフェも、アドーべで作られた家が多いので、とても親しみを感じました。
遺跡の周りは・・・砂漠です。
月のワカの外壁。
左側のゴチャゴチャした絵の説明がこちら、
右側のレリーフ、一番下の段は奴隷がつながってる。
解説で、すごく強調されるのが、この奴隷について。なぜワザワザ描く必要があったのか?どうも理解できませんが、この頃から、生贄という風習があったようです。
チムー文化(1000〜1400年)の遺跡には、二ヶ所行きました。虹のワカ(Huaca del Arco Iris)には、細かいデザインが組み込まれたレリーフがみられます。カメラで撮影したので、またいつか紹介したいですね・・・・。
もうひとつは、チャンチャン遺跡。約20kmにも及ぶという、広大な遺跡の一部が見られます。
巨大アドーべ建築!
大きさわかるかなぁー!?
ラッコのレリーフ。
他にもサカナ、鳥など、カワイイ模様が多い。他の遺跡とは、随分デザインの傾向が違うのは・・・ナゼ?
そして最後は、ワンチャコ海岸へ、
葦で造られたトトラ舟の見学。
こうやって干しても、
1ヶ月ぐらいしか使えないらしい。
せっかくなので、
名物のセビーチェ(お刺身のレモン和え)を、いただきました。
そして夕暮れの桟橋でたたずむ、
愛嬌のあるペリカンくん。
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by tabisera
| 2012-10-29 08:51
| 南米